1. 消臭
従来の空気清浄機との違い
従来の空気清浄機は、汚れを感知して吸入し、フィルターを通して再排気する方式のものがほとんどでした。この場合、粉塵などの粒子成分は除去されますが、ダイオキシンなどのガス状の物質は、フィルターを素通りしてしまうため、有害なまま室内に戻されることになってしまいます。
新発想の技術で開発された香りカートリッジ「シーロマ」を内蔵する、家庭用「シルヴェールTシリーズ」および業務用「DAA」は、水分子を放出して有害物質をキャッチ、分解・消臭する画期的な方式を採用しています。この方式ならガス状の有害物質までも分解・消臭することができ、それだけではなく、さらに水分子や香り分子の爽やかな香りがリラックスした快適な環境を作ります。
生活から出る様々なにおいを消臭
シルヴェールT-10、T-20、DAAで使用されている、香りのカートリッジ「シーロマ」。フィトンチッドなどの植物有効成分による消臭・脱臭効果で、硫化水素91%、アンモニア89%、ホルムアルデヒド84%、トリメチルアミン79%など高い減臭率を達成。生ゴミやトイレのニオイはもちろん、ペット臭やタバコ臭などの悪臭を消臭。シックハウス対策にもお使いいただけます。
※2005年日本食品分析センター調査
タバコの悪臭の減臭率はなんと76%
消臭作用 | 主な悪臭の原因・場所 | 消臭データ値(平均) | 減臭率 | |
試験前 | 試験後 | |||
アンモニア | トイレ臭 | 100ppm | 11ppm | 89% |
硫化水素 | 卵の腐敗臭 | 85ppm | 7ppm | 91% |
トリメチルアミン | 魚の腐敗臭 | 66ppm | 13.8ppm | 79% |
ピリジン | たばこの喫煙等 | 14.2ppm | 3.4ppm | 76% |
アセトアルデヒド | 自動車排気ガス、タバコの喫煙等 | 120ppm | 63ppm | 48% |
ホルムアルデヒド | シックハウス症候群の原因物質 | 40ppm | 25ppm | 38% |
検体10mlをテドラーバッグに入れ、空気ベースの検体を封入した後、経時的に袋内の残存ガス濃度をガスクロマトグラフィーで測定した。なお検体を入れずに同様な操作を行ったものを空試験とした。
においを「分解」「中和」
シーロマはにおいを「分解」「中和」する、つまり「消す」ことで消臭します。決して強い芳香を発して悪臭を「隠す」「ごまかす」のではありません。
「シーロマ」は空気中に気化され悪臭分子にふれると、たちまち悪臭原因を包み込み、分解して、中和します。不快なにおいというものは、気分だけではなく身体にもよい影響がないのが通常です。「シーロマ」ならにおいを元から絶ってしまうので安心です。
消臭範囲 | 消臭力(消臭方法) | 芳香力 | |
空気清浄機 | × | △ | × |
(ゲル状)芳香剤 | △ | △(吸着) | △ |
(液体)芳香剤 | △ | ○(マスキング) | ◎ |
シーロマ | ◎ | ◎(揮発拡散) | ◎ |